【パラサイト半地下の家族】公式見逃しフル動画を無料視聴！最新地上波放送・動画配信サイト情報もご紹介！

一家全員失業中で、なんとかその日の暮らしを内職で補っていたキム一家。とある日、長男のギウ（チェ・ウシク）は友人で名門大学に通う青年から、お金持ちで有名なパク一家の娘であるダヘ（チョン・ジソ）に英語を教える為の家庭教師にならないかと勧められる。大学受験を何度も留年していたギウは、最初は躊躇うが貧乏な暮らしをする家族の為と思い、その勧めを受けることに。しかし、大学に通っていないギウはそのままでは家庭教師をすることが出来ないため、友人に協力してもらい身分を偽ってパク一家へと向かう。疑われることもなく身分を偽り、高い報酬を得ることに成功したギウ。そして徐々にキム一家はパク一家へと近づき、とある計画を立てることとなる。果たしてギウの考える「パラサイト計画」とは何なのか。パク一家の知らないうちに、恐ろしい計画が一家を徐々に蝕んでいくこととなる。

作品への感想

『殺人の追憶』や『母なる証明』などで高い評価を得ているポン・ジュノ監督の最新作です。外国語映画として初めてアカデミー作品賞、監督賞、脚本賞などを受賞したことでも大きな話題となりました。韓国の貧困層と富裕層の格差問題を巧みに描いています。

半地下の家でその日暮らしの生活を送るキム一家が、貧しい暮らしから抜け出すため、本当の正体を隠しながら徐々にIT企業社長のパク氏の身の回りの仕事に就いていきます。キム一家は母親のチュンスクを家政婦に就かせるため、元々古くから雇われていた家政婦を辞めさせる過程は、キム一家の絶妙なチームワークが発揮されて非常に爽快です。

前半は順調に進んでいくので後半は転落するのだろうという予想は安易にできますが、パラサイト計画の綻びは誰も予想できない展開となり、ジェットコースターのように話が進み飽きさせません。

注目キャストについて

ポン・ジュノ監督作品ではおなじみのソン・ガンホがキム一家の父親役を演じています。ソン・ガンホさんは笑顔が素敵でスター性のある方ですが、本作品の中では清潔感がなく、なんとなく臭ってきそうな風貌です。清潔感がありかっこいいIT企業社長のパク氏との対比でそれがさらに際立ちます。

他キム一家の俳優の皆さんもいわゆる韓流と言われる、イケメン、美人ではないと思いますが、それが半地下に住む韓国の一般的な家庭をリアルに描くことに貢献しています。一方パク家の妻ヨンギョをチョ・ヨジョンが演じていますが、大富豪の妻らしく、見惚れるほど美しいです。育ちが良いため騙された経験がなく、人を信用しやすい美人を見事に演じています。

（30代女性）

作品への感想

とても面白い作品になっていたのではないかと思います。韓国の映画なのですが、韓国の映画が世界的に大ヒットすると言う事は同じアジア人としても嬉しい限りだと思いますし、この映画はよく出来ていた方だと思います。

半地下とタイトルにもあるように、「半分地下」の住宅の住んでいる人物とネタバレになりますが「地下」に住んでいる人物、そして「地上」に住んでいる人物たちの三つ巴の戦いになるのですが、この三つ巴の戦い具合がとても面白くて気分よく見ていける作品になっているのではないかと思います。

ただ、グロいシーンがあるので、そのようなシーンが苦手という人は見ない方が良いでしょう。

注目キャストについて

ソン・ガンホ、チェ・ウシク、パク・ソダム、チャン・ヘジン、全員この家族を演じていた人たちは良かったと思いますし、ささいなことから夫婦喧嘩になるシーンがあるのですが、2人とも演技がうまかったので面白くそのやりとりも見ていくことができました。ドラマの中では本気で喧嘩をしていると見せかけて冗談でじゃれあっていると言うシーンでしたがそこもうまく演じられていたと思います。

あの家に家族を招き入れるきっかけを作った、この映画の主人公とも思われるチェ・ウシクですが、この人物もよく演じきれていたのではないかと思いますし役どころ的には難しい役どころをやっていたのではないかと思います。つまり純粋な青年だと見据えつつと言う役どころなので難しかったのではないかと思います。

（40代男性）

作品への感想

この映画は、外国語映画で初めてアカデミー作品賞を受賞した作品で、韓国の格差社会の問題をストーリーのみならず、映像ても見事に表現していて見応えのある内容となっています。

前半は金持ちのパク家にキム家の面々が寄生虫のように入り込んでいく姿がコメディダッチで面白おかしく描かれています。後半はそれが一変して、緊張感あふれるサスペンスが展開されていきます。元家政婦夫婦も含めた修羅場も発生したりと、怒涛の展開を見せてくれます。起承転結がはっきりしていて面白いです。

格差社会のなかで、最後破滅していく家族を描いた「万引き家族」にも似た雰囲気を感じる映画ですが、ストーリー展開、映像構成などやはり良くできた作品だと思います。

注目キャストについて

キム家の4人はとてもオリジナリティがあって、それぞれが存在感のある演技を見せてくれています。父親のギテクを演じたソン・ガンホさんは、名作「シュリ」にも出演していた名優で安定した演技を見せてくれています。

また、ギテクの息子のギウを演じるチェ・ウシクさんの演技も、とても自然体な感じで良いと思いました。前半にはコミカルな演技もしていて、演技の幅が広い俳優さんだと思いました。

パク婦人を演じたチョ・ヨジョンさんはまたモデルだけあってとても綺麗な方で、上流階級のお嬢様っぽいオーラをふんだんに出してくれていると思います。貧富の差を表現する上で、キャスティングもとても重要だったと思いますが、今回は上手いキャスティングであったと思います。

（40代男性）